初年度掲載 2026
静岡県静岡市駿河区の不動産会社です。浜松市・焼津市・磐田市など静岡県全域にうかがいます
「実家、どうしよう」に
やさしく応える不動産屋です。
決まるまでの空白は管理でお預かりし、
決まったら売却まで同じ担当が続けて見ます
売る・貸す・まだ決めない。
どれを選んでも、家は待ってくれません。
ご実家が空き家になったとき、すぐに答えを出せる方はほとんどいません。ごきょうだいの気持ちも、ご自身の暮らしも、いっぺんには片づかないからです。ただ、迷っているあいだにも建物は傷み、庭は伸び、固定資産税は毎年かかります。ゆず不動産は、その「決まるまでの空白」を空き家管理でお預かりし、方向が決まったら売却・住み替えまで同じ担当が続けて見る会社です。管理から売却までが一つの窓口でつながっているので、途中で説明をやり直す必要がありません。
空き家の管理・売却のご相談はこちら
054-270-46289:00〜19:00/日曜日・祝祭日はお休みです
「空き家対策のサイトを見た」とお伝えください。売ると決めていない段階のご相談で構いません。質問だけでも承ります。
01ご実家のことで、こんなお悩みありませんか
ゆず不動産にいちばん多く届くご相談です。
- 遠方にある実家の管理が大変で、定期的な見回りに行けない
- 相続したけれど、どうすればいいのか分からない
- 誰も住まなくなった家を、適正な価格で売りたい
- まだ売ると決めていないが、いくらになるのかだけ知りたい
- 親が施設に入ることになり、実家の荷物が手つかずのまま残っている
- 兄弟で話がまとまらず、名義も手をつけられていない
- 建物が古く、このままの状態で買い手がつくのか不安だ
- 草と庭木が伸びて、ご近所に迷惑がかかっていないか気になる
どれも、売ると決めていない段階でご相談いただいて構いません。
02ゆず不動産が選ばれる理由
代表自身が、実家の問題の当事者でした
代表の鈴木は、ご両親の高齢化にともなって遠方の実家をどうするかという問題に直面し、定期的に様子を見に行くことも難しいまま、管理の負担と将来への不安を抱えた時期がありました。その経験から、同じ悩みを抱える方の力になりたいと考えて開業しています。「何から聞けばいいか分からない」という状態のままご相談いただいて構いません。
売買仲介の実務を約15年積み重ねてきました
静岡市内の不動産会社での勤務を経て資格を取得し、県西部に本社を置く上場企業の子会社の不動産会社で約15年間、売買仲介の実務に従事してきました。なかでも相続不動産と空き家の案件に力を入れ、事情が複雑な物件にも向き合ってきた経験があります。2018年、静岡市でゆず不動産を開業しました。
“困った物件”こそ、お任せくださいという姿勢
他社で断られた物件、事情が複雑な物件でも、まずは状況をうかがいます。管理から売却までをワンストップで対応していますので、「今は売らない、でも放っておけない」という中間の状態にも受け皿があります。しつこい営業はせず、そのときの状況に合ったご案内をすることを大切にしています。
相続・実家じまいは専門家と連携して進めます
相続登記・遺産分割協議書・遺言・相続税といった手続きは、司法書士・行政書士・税理士の業務です。ゆず不動産はこれらの専門家と連携し、窓口として取り次ぎます。不動産の話と手続きの話を別々の会社に説明し直す必要がありません。地域の相談会にも参加し、相談窓口としての対応を続けています。
03サービス内容
空き家の管理、売却・住み替え、実家じまい・相続のご相談。この3つが柱です。空き家のリフォームや解体、残置物の撤去についてもご相談いただけます。
空き家管理 ― あなたに代わって、実家を見守ります
定期的な見回り、簡易清掃、通風・通水など、空き家の状態を保つための作業を代行します。建物の構造や修繕まで理解したうえで必要なチェックを行い、気になる箇所はご提案としてお伝えします。小修繕は提携リフォーム会社と連携してスピーディに手配できます。作業のたびに写真付きの管理レポートをお送りします。
売却・住み替え ― 管理から売却までワンストップ
管理でお預かりしてきた家は、傷んでいる箇所も直したところも把握できています。だから売却に移るとき、何をどこまで手当てすれば良いかを最初からご説明できます。難しい物件も歓迎します。売ると決める前の査定・ご相談だけでも構いません。買取についてのご相談も承ります。
実家じまい・相続相談 ― 専門家と連携して
相続・遺産分割・権利関係の初期のご相談から、専門家との連携までをお手伝いします。登記や税務の手続きそのものは司法書士・行政書士・税理士の業務ですので、ゆず不動産は窓口としてお取り次ぎします。残置物の撤去、リフォームや解体の段取りについてもご相談ください。終活のご相談にも対応しています。
質問だけでも構いません
054-270-46289:00〜19:00/日曜日・祝祭日はお休みです
まずは今のお悩みや、分からない点をお聞かせください。「空き家対策のサイトを見た」とお伝えいただけると話が早く進みます。
04空き家管理で、実際にやっていること
「見回り」と一言でいっても、中身が分からないと頼みようがありません。ゆず不動産の空き家管理でうかがったときに行っている作業を、そのまま並べます。
屋外での作業
- 郵便受けの確認/投函物を回収し、ご契約者様のご住所へ転送します。チラシなど不要なものは処分します(転送費用は管理料金に含まれます。海外は除く)
- 簡易清掃・雑草除去/玄関まわりの掃き掃除、雑草除去、ごみの回収。お庭の草取りは別途お見積りです
- 外壁・鉄部の劣化確認/急ぎの補修が要る場合は簡易的な一時対応をしたうえで、ご契約者様にご確認のうえ対応を相談します
- 庭木の確認/枝が隣家へ越境していないか、著しい腐食がないかを確認します。剪定は別途お見積りです
- 管理看板の設置/建物の入口付近に看板を出し、苦情などの一次対応を行います。対応した内容は随時ご報告します
- 防犯確認/侵入の形跡がないか、作業の前後に施錠状況を確認します
室内での作業
- 全室の換気(約40〜60分)/押入れを含む全室の窓を開けて空気を入れ替えます
- 通水(約60分)/トイレを含む建物内すべての蛇口を開けて通水し、錆の付着や臭気の発生を防ぎます
- 簡易清掃/室内の簡単な掃き掃除を行います。カビ防止のため水拭きはしません
- 雨漏り・カビの確認/天井・床・壁に雨漏り跡やカビが出ていないか確認します。急ぎの修繕が要る場合は簡易的な一時対応を行います
- 防犯確認/全居室の施錠を確認します
料金プラン
| プラン | 月額 | 内容 |
|---|---|---|
| 作業1回プラン | 6,500円(税込 7,150円) | 屋外・屋内 約60分+屋外30分/緊急時の無料巡回点検付き |
| 作業2回プラン | 13,000円(税込 14,300円) | 屋外・屋内 約60分+屋外30分を月2回/緊急時の無料巡回点検付き |
※延べ面積が150平方メートルを超える場合は、作業時間と料金が変わります。
※料金は公式サイトに掲載されている内容です。最新の条件はお問い合わせください。
災害など緊急時の無料点検が付いています
震度5強以上の地震が発生したときなど、緊急時には無料で点検にうかがいます(緊急時の判断は同社の基準によります)。点検のあとは写真付きの管理レポートを、メールまたは書面でお送りします。離れて暮らしていて、すぐには様子を見に行けない方のための仕組みです。
ご相談から管理開始までの流れ
- お問い合わせ・現地調査/お電話またはメールでご相談ください。物件の状況を確認するため現地を拝見します
- プランのご提案・ご契約/物件の状況とご希望に合わせてプランをご提案し、ご納得いただけたら契約します
- 定期管理の開始/契約内容にもとづいて巡回・管理を始めます。作業のたびに報告書をお送りします
- 継続的なサポート/管理中に見つかった問題やご相談には随時対応します。売却のご相談もそのまま承ります
05そのままにしておくと、どうなるか
「まだ決められないから、しばらくこのまま」——いちばん多いご事情です。ただ、そのあいだにも家は傷みますし、責任は所有者の方に残ります。
放置しているあいだに起きること
- 換気も通水もされないため、湿気とカビで内側から傷んでいく
- 郵便物があふれ、留守だと分かって侵入や不法投棄の的になる
- 雑草と庭木が伸びきって、ご近所から苦情が入る
- 屋根瓦やブロック塀が傷み、飛散・倒壊で通行人や隣家に損害を与える
- ——そうなった場合、空き家の所有者が損害賠償責任を問われることがあります
- 管理不全空き家に指定されると、住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がることがある
管理されている空き家と、そうでない空き家では扱いが変わります。
売る・貸す・まだ決めない。どれを選ぶにしても、「傷ませない」ことだけは先に手を打てます。方向が決まるまでのあいだ、月1回でも人の手が入っていれば、あとの選択肢は狭まりません。
相続したご実家は、登記の期限もご確認ください
登記のお手続きそのものは司法書士の業務です。ゆず不動産は連携している専門家にお取り次ぎしますので、どこに聞けばよいか分からない段階でご相談ください。
はじめまして。ゆず不動産代表の鈴木美香と申します。このページをご覧いただき、ありがとうございます。
私自身、実家の問題で悩んだ経験があります。両親の高齢化にともない、遠方にある実家をどうするかという問題に直面しました。定期的に様子を見に行くことも難しく、管理の負担と将来への不安を抱えていました。この経験から、同じような悩みを抱える多くの方の力になりたいと強く思うようになりました。
親の介護や家族の病気をきっかけに実家へ戻り、暮らしを見つめ直したことが、いまの仕事につながっています。住み替えや空き家管理、難しい案件こそ丁寧に。自身の経験と不動産の専門性を生かし、人生の転機に寄り添う存在であり続けたいと思っています。
“困った物件”こそ、私たちにお任せください。他社で断られた物件、複雑な事情を抱えた物件でも、解決策を見つけてご提案いたします。まずはお気軽にお声がけください。
ゆず不動産株式会社 代表 鈴木 美香
06お客様の声
ゆず不動産の公式ホームページに掲載されているお客様の声から引用しています。
遠方でも、実家の整理を任せることができました。
会社員男性 40代
実家の父が亡くなり空き家を相続しました。育った家なので愛着はありましたが、今は他県に住んでいるので、台風とかでご近所に迷惑をかけてはいけないと思い、手放すお願いをしました。管理から解体、お隣さんへの挨拶などすべてお任せできて安心しました。
相談を通して、気持ちまで整理できました。
会社員女性 50代
ゆず不動産さんは、女性の方なので話しやすくて、ついつい、片付けの相談まで乗っていただきました。私は介護を経験して来ているので、お話をして行くうちに、自分の気持ちも整理できてよかった。
07対応エリア
静岡市駿河区を拠点に、静岡県全域にうかがっています。
※上記以外の市町もご相談ください。遠方にお住まいのご家族からのご相談も承っています。
08よくあるご質問
もちろんです。質問だけでも構いません。「いくらになるのかだけ知りたい」「兄弟で話がまとまっていない」という段階でのご相談を多くいただいています。しつこい営業はいたしません。
はい。遠方にお住まいのご家族からのご相談は、ゆず不動産がいちばん多く受けている形です。空き家管理では郵便物を回収してご契約者様のご住所へ転送し、作業のたびに写真付きの管理レポートをお送りします。海外赴任などで通えない方にも対応しています。
月1回の作業1回プランが月額6,500円(税込7,150円)、月2回の作業2回プランが月額13,000円(税込14,300円)です。いずれも緊急時の無料巡回点検が付いています。延べ面積が150平方メートルを超える場合は作業時間と料金が変わりますので、現地を拝見してからご説明します。
状態によって進め方が変わりますので、まずは拝見させてください。“困った物件”こそお任せください、というのがゆず不動産の姿勢です。他社で断られた物件、事情が複雑な物件でも、状況をうかがったうえで進め方をご提案します。
残置物の撤去についてもご相談いただけます。リフォームや解体が必要な場合の段取りも含めて、実家じまいとしてお手伝いします。「何から手をつけるか」の順番をご一緒に決めるところから始めましょう。
ご相談の窓口としてお受けします。ただし相続登記や遺産分割協議書の作成、相続税の申告は、司法書士・行政書士・税理士の業務です。ゆず不動産が自分で手続きを行うことはできませんので、連携している専門家にお取り次ぎします。不動産の話と手続きの話を、別々の会社に説明し直す必要はありません。
INTERVIEW静岡の空き家に向き合う
相談を受け、整理し、次の一歩を一緒に見つける ― 静岡市の空き家と実家じまい
静岡県静岡市駿河区のゆず不動産株式会社。代表の鈴木美香氏は、住宅設備機器メーカー勤務と約10年の専業主婦を経て不動産業界へ入り、上場企業の子会社で約15年間、売買仲介に従事したのち、家族の介護をきっかけに静岡市の実家へ戻り、2018年に同社を設立しました。宅地建物取引士・空き家相談士・終活カウンセラー1級・福祉住環境コーディネーター3級。静岡市の相談窓口で相談委員も務める鈴木氏に、空き家と相続不動産の査定で実際に何を見ているのかを聞きました。
【事業背景と不動産業としての信条】長年この業界でご活躍されていますが、あえて『空き家問題』や『中古住宅の再生・流通』という、専門知識と手間が必要とされる分野に事業の軸足を置かれた背景と、不動産業として最も大切にされていることを教えていただけますか?
人口減少や少子高齢化に伴い、空き家は年々増加しています。不動産も「売れる時代」から、「これからどう活かすのか、どう次の世代へ承継していくのか」を考える時代になったと感じています。
空き家や相続不動産の問題は、単に不動産を売買するだけでは解決できません。相続や税務、法務・権利関係、建物の状態、さらには家族それぞれの思いや事情など、さまざまな問題が絡み合っています。だからこそ、仲介業務だけではなく、「相談を受け、状況を整理し、分析し、その方に合った解決策を一緒に考え、提案する」ことに価値があるのではないかと思い、あえてこの分野に取り組んでいます。
私自身も、夫婦で苦労しながら建てた家には、ローンを返してきた年月や家族の思い出が詰まっています。長年暮らしてきた家や土地には、単なる「不動産」という言葉では表せない愛着があります。一方で、「子どもはこの家を使わないかもしれない。この先どうしたらいいのだろう」「子どもや孫に負担をかけたくない」という葛藤も、とてもよく理解できます。
私自身、長年不動産会社に勤務した後、高齢の親を見守りながら58歳で独立しました。その経験から、親の家や実家じまいについて悩むご家族の気持ちにも、できるだけ寄り添えるのではないかと思っています。
また、静岡市の相談窓口にも相談委員として年に数回伺っていますが、そこでは相続した土地や建物についての相談が数多く寄せられます。「何とかして差し上げたい」と感じることが多く、それも空き家問題に真剣に取り組む大きな理由の一つです。
不動産業者として、ただ「売る・買う」だけではなく、その不動産に関わる方の気持ちや将来まで考えながら、一緒に問題を整理し、次の一歩を見つけていくこと。それが、私が大切にしている不動産業のあり方です。
【中古住宅買取の現状と地域性】現在、この静岡市エリアにおける『中古住宅買取の現状』について、市場の動きや需要の増減など、どのような変化を感じていらっしゃいますか?この地域ならではの特徴(例:買い手の年齢層、求められる間取りなど)も併せて教えてください。
静岡市の中古住宅市場は、今後さらに重要になっていくと感じています。静岡市は平地が限られていることもあり、特に利便性の高い地域では土地価格も高く、「土地を購入して新築する」という選択は、以前よりも大きな住宅ローンを抱えることにつながります。一方で、建築費や住宅設備、リフォーム費用も上昇しているため、中古住宅を購入して必要な部分をリフォームしながら暮らすという選択肢は、これからますます注目されるのではないかと思っています。
ただし、静岡市は地域によって住宅事情がかなり異なります。中心部ではバス路線など公共交通機関が比較的充実しており、自動車がなくても生活しやすい地域がありますが、少し郊外に出ると、日常生活に自動車が必要になる地域も多くあります。そのため、中古住宅の価値を考える際には、単に「家がある」というだけではなく、交通の利便性や周辺環境、生活スタイルまで含めて考える必要があります。
また、買取再販という視点では、「中古住宅だから需要がある」と単純には考えられません。建物の状態が悪ければ、購入後の修繕やリフォーム費用が大きくなり、販売価格とのバランスが難しくなります。買取る側にとっても、改修費用や販売期間を含めたリスクが大きくなるため、一件一件、慎重な判断が必要です。
最近は、少人数の世帯も増えていることから、2LDK〜3LDK程度の比較的コンパクトで使いやすい間取りの住宅に需要を感じます。一方で、かつて大家族で暮らしていたような部屋数の多い大きな住宅は、立地や価格、建物の状態によっては買い手が限られるケースもあります。
だからこそ、これからの中古住宅市場では、「古いから売れない」「大きいから売れない」と一括りにするのではなく、その住宅の立地や建物の状態、間取り、リフォームの可能性、そして誰にとって価値のある住宅なのかを見極めることが重要だと考えています。
静岡市でも、空き家の流通・活用を促進する取り組みが進められており、空き家を「負動産」として終わらせるのではなく、次の人につなぎ、地域の中で再び活かしていくことが、これからますます大切になると感じています。
【地域の空き家買取のリアルな基準】実際に貴社が『地域の空き家買取』を行う際、どのようなポイントを重点的に評価されるのでしょうか?また、率直に伺いますが『こういう物件は査定や買取が難しい』というケースとその理由も教えていただけますか?
空き家の買取を考える際、まず重視するのは「その家が、今どのような状態にあるのか」ということです。長期間、人が住んでいない空き家であっても、月に一度程度は換気や通水などの管理がされている家と、長い間まったく手入れをされていない家では、同じ築年数でも状態が大きく違います。
例えば、目視で雨漏りが確認できる、床がぶかぶかする、建物内に湿気やカビがある、庭木や雑草が伸び放題になっているなど、管理不全の状態が長く続いている物件は、修繕費用や建物の劣化状況が読みづらく、買取側にとってリスクの大きい物件になります。
また、建物だけを見て判断することはできません。
・相続登記がされていない
・相続人や共有者の意見がまとまっていない
・家族の中で売却について合意ができていない
・接道していない、または接道幅が狭い
・境界が明確になっていない
・除草などの管理がされていない
・近隣とのトラブルを抱えている
・土砂災害警戒区域など、災害リスクのある地域にある
・海や河川に近く、浸水等のリスクが考えられる
といった点も重要な判断材料になります。
特に難しいのが、「不動産そのものには問題がないのに、権利関係や家族間の合意が整っていない」ケースです。例えば、相続した家を売りたいと思っていても、相続登記がされていなかったり、相続人の一人が売却に反対していたりすると、そもそも売買を進めることができません。また、接道条件や境界の問題などによって、買い手を見つけることが難しい物件もあります。
私が特に難しいと感じるのは、「売りたいけれど売れない、貸したいけれど貸せない」状態になってしまっている空き家です。
だからこそ、査定では単純に「土地はいくら、建物はいくら」と価格を出すのではなく、その不動産が実際に市場で流通できるのか、どのような方法なら次の所有者につなげられるのかを考えることが大切だと思っています。場合によっては、買取ではなく仲介の方が適していることもありますし、リフォーム、解体、土地としての活用など、別の方法を検討した方がよい場合もあります。
空き家の査定とは、単に「値段を付けること」ではなく、その不動産が抱えているリスクを一つずつ確認し、これからどのように活かし、次の人につないでいけるのかを見極めることだと考えています。
【よくある失敗と対策】空き家や中古住宅の処分・売却を考え始めた所有者様が、最初に陥りがちな『勘違い』や『見落としがちな失敗』にはどのようなものがありますか?また、それを防ぐためにまず何から始めるべきでしょうか?
空き家の処分や売却を考え始めた方から、「何から手を付けたらいいのかわからない」というご相談をよく受けます。空き家問題で最初に陥りがちなことは、所有者の方が一人で悩み、時間だけが過ぎてしまうことではないでしょうか。
「とりあえず片付けてから考えよう」「もう少し様子を見よう」と先延ばしにしているうちに、建物がさらに傷んでしまったり、相続登記や権利関係の整理が後回しになったりすることがあります。また、売却できると思っていた土地に接道や境界などの問題があり、思ったように売れないというケースもあります。
空き家問題の解決には、物件調査だけでなく、相続関係の整理、利活用の検討、売買や賃貸の仲介、リフォーム、場合によっては解体、土地家屋調査士による境界・面積の確認など、さまざまな専門的な対応が必要になることがあります。つまり、空き家は「不動産を売れば終わり」という単純な問題ではありません。
だからこそ私は、できるだけ早い段階で専門家に相談していただきたいと思っています。「何から始めればいいのかわからない」「本当に売れるのだろうか」「家族で意見がまとまらない」「誰に相談したらいいのかわからない」――そんな段階でも構いません。空き家の発生から、調査、相続や権利関係の整理、売却・賃貸・利活用、必要に応じた解体まで、その不動産が次のステップへ進むために何が必要なのかを整理し、必要に応じて各分野の専門家とも連携しながら、所有者の方を一括してサポートすることが私たちの役割だと考えています。
空き家問題は、所有者の方だけで抱え込む必要はありません。「どうしたらいいのかわからない」――その段階こそ、相談していただくタイミングです。早めに相談することで、選択肢が増え、結果として不動産をより良い形で次の世代や次の使い手につなげられる可能性があります。
【印象的な解決事例】これまでに手掛けられた買取・売却案件の中で、特に『このエリア特有の難しい物件だったけれど、無事に解決できて喜ばれた』という、印象深いエピソードを1つ教えていただけますか?
特に印象に残っているのは、築6年と比較的新しい住宅にもかかわらず、長い間売却できなかった物件です。その住宅は、約8年間、2〜3社の不動産会社に売却を依頼されていましたが、なかなか買い手が見つからず、売主様も「もう売れないのではないか」と悩まれていました。
私はまず、現地に足を運ぶことから始めました。空き家になっている住宅は、売却活動だけではなく、建物の管理も大切です。通水、換気、通電などを行いながら建物の状態を確認していく中で、トイレからの水漏れを発見しました。
そこで、単に「売れないからと価格を下げる」のではなく、まず建物そのものをきちんと調べることにしました。インスペクションを行い、さらに目に見える部分だけではなく、錆びついていたコンセントなど、細かな部分も確認して必要なリフォームを行いました。
一方で、調べていくと、その住宅には大きな魅力があることも分かってきました。腕の確かな大工さんによって丁寧に建てられた住宅であり、設計事務所にも確認をお願いしながら、図面や建築確認関係の資料まで一つひとつ確認しました。
「なかなか売れない家だから仕方がない」と諦めるのではなく、この家の本当の良さをきちんと見つけて、それを買主様に伝えたい。その思いで売却活動を続け、最終的にはオープンハウスも開催し、無事に買主様を見つけることができました。
売主様からも、買主様からも喜んでいただくことができ、とても印象に残っている仕事です。もちろん、時間も手間もかかりました。でも、この経験を通して改めて感じたのは「売れない」のではなく、「その物件の良さが十分に伝わっていない」場合があるということです。不動産の価値は、価格や築年数だけでは決まりません。
建物の状態を確認し、必要な手を入れ、その住宅が持っている本来の魅力を見つけ出し、正しく買主様に伝える。そうすることで、長い間動かなかった物件でも、新しい持ち主へつなげられることがあります。時間と手間はかかりましたが、結果として、その物件の良いところをもう一度引き上げることができた仕事だったと思っています。
【今後のビジョンと読者へのメッセージ】今後、この地域の空き家・中古住宅問題の解決に向けて、貴社が新たに挑戦したいサービスやビジョンは何でしょうか?最後に、今まさに所有物件の処分に頭を悩ませている読者の方へ、専門家としてのアドバイスやメッセージをお願いいたします。
今後取り組んでいきたいことの一つは、月に一度、無料の空き家相談会を開催することです。これまでも葬祭センターなどで行われる相談会に出向き、空き家や相続についての相談をお受けしたことがあります。しかし、相談会のテーマや参加される方の関心によっては、不動産の具体的な悩みまでお話しいただく機会が少なく、なかなか継続的な相談につながらないこともありました。
そこで、最初から「空き家」や「相続した不動産」をテーマに、所有者の方が気軽に相談できる場をつくりたいと考えています。「相続した実家をどうしたらいいかわからない」「売った方がいいのか、貸した方がいいのか迷っている」「家族にはまだ相談できていない」「そもそも、こんな不動産でも相談していいのだろうか」――そんな段階からでも気軽に相談していただける場所です。
私は現在、静岡市の空き家対策に関する取り組みにも関わりながら、地域の中で空き家問題について相談できる窓口の必要性を感じています。空き家問題は、不動産だけの問題ではありません。相続、税務、登記、建物、解体、リフォーム、家族関係など、さまざまな問題が関係します。だからこそ、一人の専門家だけですべてを解決するのではなく、必要に応じて司法書士、税理士、土地家屋調査士、建築士など、各分野の専門家と連携しながら、地域の中で解決できる仕組みをつくっていきたいと思っています。
そして、今まさに空き家や相続した不動産について悩んでいる方にお伝えしたいのは、「まだ売ると決めていなくても、相談していい」ということです。空き家になってから慌てて考えるのではなく、「この家、この先どうしよう」と思った時点で、一度専門家に相談してみてください。早い段階であればあるほど、売却、賃貸、リフォーム、解体、利活用など、さまざまな選択肢を検討することができます。
私は、不動産を「売る」ことだけを目的にするのではなく、所有者の方の気持ちや家族の事情にも寄り添いながら、その家や土地がこれからどう活かされ、次の人へどうつながっていくのかを一緒に考えることを大切にしています。
空き家のことで「どうしたらいいかわからない」と思ったら、それが相談のスタートです。一人で抱え込まず、まずは気軽にご相談ください。
「不動産を扱っているけれど、見ているのは不動産だけではない。」
家を建てた人の苦労。
その家にある家族の思い出。
相続した子どもの葛藤。
「売るしかないのかな」と悩む気持ち。
そして、誰にも相談できず、そのまま時間だけが過ぎてしまう空き家。
そこに、私が入って、「ちょっと待って。この家、まだ何かできるかもしれない」と、一緒に考える。
そんな不動産会社でありたいです。
※このページの掲載内容は、ゆず不動産株式会社 ご担当者様のご確認のもと公開しています。
| 特選エリア | 静岡県静岡市葵区 静岡県藤枝市 |
|---|---|
| 業種 | 不動産取引会社 |
| 相談内容 | 空き家の管理, 空き家を売りたい, 空き家査定, 空き家のリフォーム・リノベーション, 空き家の解体, 空き家の不用品買取・回収・処分・片付け, 空き家を貸したい, 相続税・固定資産税相談, 登記・遺産分割協議書・成年後見相談, 空き家の評価, 空き家買取, 空き家売却, 中古住宅・中古マンション・空き地買取 |
| 主な業務 | 空き家売却・空き家の利活用提案・リフォーム・不用品/残置物撤去・終活相談・相続相談・空き家管理 |
| 郵便番号 | 〒422-8053 |
| 所在地 | 静岡県静岡市駿河区西中原1丁目5-40 |
| 電話 | 054-270-4628 |
| FAX | 054-270-4629 |
| 会社名 | ゆず不動産株式会社 |
| 代表者 | 鈴木 美香 |
| 営業時間 | 9:00~19:00 |
| 定休日 | 日曜日・祝祭日 |
| その他 | 免許番号:静岡県知事免許(2)第14103号 所属団体:(公社)全日本不動産協会会員、東海不動産公正取引協議会加盟 保証協会:(公社)不動産保証協会 |
| リンク | ホームページ |
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遺産相続ドットコム 不動産買取フル活用ドットコム 中古住宅買取専門ドットコム 空き地買取専門ドットコム 中古マンション買取専門ドットコム 不動産売却フル活用ドットコム 中古住宅売却専門ドットコム 空き地売却専門ドットコム |
| アクセス | 東海道本線/静岡駅 徒歩25分 【バス】 11分 西中原 停歩2分 |
- 住所:静岡県静岡市駿河区西中原1丁目5-40
- 電話:054-270-4628
- アクセス:東海道本線/静岡駅 徒歩25分 【バス】 11分 西中原 停歩2分

























