3分の2が80年以前の建物
- 2015/04/23
国土交通省が2013年12月時点の状況について、約8万5000世帯(回収率89.2%)を対象に調べた住生活総合調査(速報)をまとめた。
その内容は、空き家の3分の2(68.9%)が現在の耐震基準がなかった1980年以前の建物であることが国土交通省の調査で分かった。老朽化した空き家を放置すれば倒壊などのリスクもある。国交省は空き家対策を一段と強化する考えだ。
放置している理由は、「旧耐震基準で建築された空き家は市場価値の低さなどから放置されるケースが多い」など。
調査では空き家の管理は「自分や親族が定期的に管理」が40.6%と比率が最も高いが、「ほとんど何もしていない」が25.6%で続いた。
























