生前遺品整理で重要なのは、元気なうちに相続に関するものをすべてチェックして財産の可視化を行うことです。
ご本人が元気なうちに財産や相続について取り決めておくことで、もし万が一のことがあっても相続関係のトラブルを回避できます。
また、相続関連の確認をする際は、下記のようなものを作成することになります。
・財産目録の作成
・遺言書の作成
・エンディングノートの作成
財産目録は、プラスの財産とマイナスの財産をどれくらい保有しているのか、財産の状況を記したものです。
預金や不動産だけでなく、ローンなどのマイナスになるものまですべてリストアップされます。
財産目録の作成は義務ではありませんが、どのような財産があるのかを把握することでご自身だけでなくご家族も把握できるメリットがあります。
また、遺言書やエンディングノートを書いておくことで、亡くなった後のことをご家族に記しておくこともできます。
しかし、エンディングノートは遺言書と違って法的効力がないため、財産分与などの重要なことは遺言書に記すようにしましょう。